
米達磨について ABOUT US
ごあいさつ
生まれも育ちも異なる私たち二人の人生が、ご縁の導くままに交わり、ここ、群馬県藤岡市で農園を営むことになりました。そもそも、現代社会への疑問から農業を志した農園主と、海外生活を経て「和の暮らし」の豊かさに気づいた農園女将にとって、食の基本である穀物づくりは、日々学びの連続です。毎年同じ季節を繰り返すようで、気候や環境は変化し続けています。
在来品種を栽培する中で、手間がかかるからこそ味わえる奥深さに気づきました。まさに、困難の中にこそ、得難い何者かが隠れているのです。こうして得た有機農業の面白さを、いかに次の世代にバトンとして渡すのか。日々の変化に向き合いながら、五感をフル稼働して考え続けています。私たちが出逢った農の面白さや奥深さを、皆さんとも共有できたらうれしいです。これからも土とともに、未来へとつなぐ農業を続けていきます。

農園主 山口 俊樹
神奈川県出身。文学部社会学科で民俗学を専攻。
サラリーマン生活を経て、日本人の原点に立つ「米づくり」に携わるべく群馬県藤岡市に移住し有機穀物栽培の研修をうける。2012年に同市で新規就農した当初より、農薬や化学肥料を使わないでお米と麦・大豆の有機栽培に取り組む。

農園女将 山口 あきら
愛知県出身。工学部社会建設工学科で土木学を専攻。
卒業後、カナダで10年弱、東南アジアで3年、河川と防災の学びや仕事に携わる。2015年に結婚を機に群馬県藤岡市に移住、農園女将に就任。現在は、『田文化交流』事業の企画運営や広報、地域活動(国際交流、食に関する学びなど)を担当。
米達磨の歩み
新規就農!
上州百姓 山口農園はじめます。
農園主が「とにかく米を作りたい」という熱い想いを胸に、たった一人で藤岡市で農業を始めたことがすべての始まりです。
何も知らず、何も持たない状態から、田畑を借り、道具をそろえ、初めての苗の準備に取りかかりました。「できないかもしれない」という不安がよぎる中、それでも「やるしかない」と覚悟を決め、一歩を踏み出しました。
稲作は一年に一度きり。その限られた機会にすべてを懸け、試行錯誤を重ねながら歩み続けています。

上州百姓 米達磨 誕生!
2名体制へ
農園女将を迎えた2015年に「上州百姓 米達磨」と改名しました。
農園主が達磨に似ていることから名付けた一方で「米を通じて人が磨かれ、豊かになってほしい」という願いも込められています。
2名体制となり、農園主は田畑での栽培に注力できるようになり、栽培面積は拡大。農園女将は、東京青山ファーマーズマーケットへの出店を皮切りに、米達磨の有機穀物の販売と活用方法を伝える講座などを手掛けるようになりました。

新拠点
藤岡市神田地域への移転
耕作面積は市内4か所で合計10haとなり、新拠点での地域に根を張った活動が始まりました。有機穀物の栽培は、毎年異なる気候条件の中で学びと挑戦を重ねる日々です。特に近年は猛暑や水不足の影響で、収量や品質への影響を実感することもありました。それでも、米・麦・大豆と向き合い、一つひとつ丁寧に育ててきました。栽培のみならず、私たちの穀物を活用した交流事業「田文化交流」も始まり、地域内外の多くの方々と共においしさと楽しさを共有してまいりました。また、地域の伝統芸能 神田獅子舞保存会にも入会し、五穀豊穣を願う伝統文化の継承にも力を注いでいます。

米達磨設立10周年!
念願のホームページ制作がついにスタート!
米達磨の想いや取り組みをぎゅっと詰め込みました。
さらに、10年間親しんできた初代米達磨ロゴも刷新。
農園主の風貌を残しつつ、より親しみやすく、より心に残るデザインへと生まれ変わりました。
新たな一歩を踏み出した上州百姓 米達磨を、これからもどうぞよろしくお願いします!
米達磨の基本情報
名称
上州百姓 米達磨
代表
農園主 山口 俊樹 / 農園女将 山口 あきら
住所
〒375-0032 群馬県藤岡市神田1171-1
電話 / FAX
0274-50-9354
栽培作物
米、大麦、小麦、大豆 (すべての圃場で有機栽培)